そもそもキャッシングってどういう意味?

キャッシングにはいくつか種類があることをご存知でしょうか?キャッシングとは一言でいうとお金を借りることですが、その借り方は2通りあります。今回はそれぞれのキャッシングについて、審査の流れ、メリットやデメリットを詳しくご紹介します。

目次

キャッシングの種類は?

キャッシングの方法は以下の2種類です。

  • 消費者金融から借りる
  • 信販会社から借りる

消費者金融から借りる

消費者金融とは、消費者の信用によって現金の貸し付けを行う会社です。貸し付け金額は数千円から可能で、少額での利用ができます。消費者金融は貸し付ける額が基本的に少ないことから、担保は信用のみです。

信販会社から借りる

信販会社とは販売信用取引を営む会社です。クレジットカードを発行している会社も数多くあります。このクレジットカードは、ショッピング機能だけでなく、キャッシングの機能も備わっています。最近ではカードローンのサービスを行う信販会社も増えてきています。

キャッシングの申込・審査方法は?

消費者金融の申込・審査方法

申込

インターネット、電話、店舗、無人契約機でそれぞれ申し込み可能です。インターネットでの申し込みは、WEBで必要事項を入力して身分証明書のデータをメールにて送信するだけです。尚、1社での借り入れが50万円を超える場合やまたは複数社合わせた額が100万円以上の申し込みの場合は、賃金業法の規定により収入証明書の提出が必要です。

審査

消費者金融の審査基準は各社で異なります。

  • 年収
  • 職業
  • 勤続年数
  • 勤務形態
  • 他社からの借り入れの有無

その他の事細かな情報を総合的に判断して審査を行います。ここでは正社員、アルバイト、パートなどの雇用形態は問わず、週5フルタイムで働いている方で、他社からの借り入れがない方なら審査に通過できる可能性はグッと上がります

信販会社からの申込・審査方法

申込

申し込み方法は店頭、郵送、インターネットの3種類です。現在、多くのカード会社がこの3種類に対応しています。しかし、カードが届くまでは通常数日~1、2週間程度かかりますので、前もって申し込みを行うことをおすすめします。

審査

審査で見られるポイントは消費者金融の審査と大差はありませんが、基準は消費者金融に比べるとやや厳しめです。また、過去のローン利用履歴で返済の延滞や不払いの履歴があると、審査はとても厳しくなります。

消費者金融と信販会社のメリット・デメリットは?

消費者金融

メリット
  • 融資スピードが速い
  • 比較的借り入れがしやすい
  • 無担保・保証人が不要
  • 利便性が良い

消費者金融でキャッシングするメリットの一つが融資スピードの速さです。また、消費者金融ではあ、インターネットで申し込み、契約を完結できるサービスが主流になっています。申し込みの際に必要な本人確認用の書類(運転免許証や健康保険証)の提出も携帯などで撮影したものをメール添付で送る方法を受け付けています。その後、電話などで在籍確認をとり、その日のうちに融資が受けられるケースが今は増えています。

また、消費者金融には夜間受付可能でカード発行まで行える自動契約機を利用することができます。一般の銀行が営業終了後でも融資を受けることが可能で、貸し付け申し込みの審査基準が銀行の融資と比較すると多少ゆるくなっているので、審査に通りやすいと言えます。

デメリット
  • 金利が高い
  • 返済が長期化する可能性がある

消費者金融は借りやすい反面、金利が高いデメリットがあります。そのため、借入期間も長期化すると負担する額も増額するのが特徴です。消費者金融でキャッシングを検討する方は審査に申し込む前に、「どれくらいの額を」、「どれくらいの期間で」返済していくかを事前にしっかり計画することをおすすめします。

信販会社

メリット
  • クレジット機能付き
  • 借入限度額が高い
  • 利用金額に応じてポイントが付与される
  • 海外でも利用できるものがある

信販会社は、銀行ほどではありませんが、金利が低いことが特徴です。キャッシングやショッピングをしなくても信販会社と提携している施設などでカードを利用するとお得なサービスを受けることができます。年会費が無料であれば1枚持っておくだけで十分価値のあるカード。そのため、初めての方でも利用しやすいキャッシングです。

デメリット
  • 審査時間が長い
  • 金利が高い
  • 普段使いもできる点からセキュリティ面が不安

信販会社でのキャッシングは融資まで時間がかかることがデメリットとして挙げられます。審査も消費者金融と比較すると厳しく見られますし、総量規制の対象なので借入額には注意が必要です。消費者金融の審査スピード、銀行の金利の低さには及ばないことが多いので、サービス面や利用のしやすさに着目して選ぶことをおすすめします。