審査結果に大きな影響を及ぼすのが信用情報。
ここに傷がついており俗に言うブラックリストに名前が載ってしまっていると、大手消費者金融や特に銀行の審査が無事通ってお金を借入れる…。
そんなことが難しくなってしまいます。
返済遅延そして債務整理ならより長く信用情報にその記録が残ってしまいますが、時間が経てば問題なく再び審査に通りお金を借入れることができるようになります。
ここまでにかかる時間は返済遅延なら長くて一年程度でその情報が消えてしまいますが、債務整理ならその手続きによりかかる時間が多少変わってきます。
キャッシングが免除になる自己破産なら最長10年もの間待つ必要があり、その間はキャッシングだけでなくクレジットカードを作る審査にも落ちてしまうことを覚悟しておきましょう。
- 返済遅延の情報が残る期間とは
- 債務整理で残る期間は長い
- 信用情報が審査に与える影響
- ブラックリストに載ってしまったらどうするか
目次
返済遅延の情報が残る期間とは
返済遅延によって信用情報に傷がついていると、当然のことながら消費者金融や銀行はその人が持つ返済能力に疑問を持ちます。
一日二日の遅延なら連絡を一本入れる程度で見逃してもらえるかもしれませんが、その遅延が2ヶ月3ヶ月と続いていたとしたら、その情報はしっかりと信用情報機関に残ってしまうことになるでしょう。
これが一番わかりやすいブラックリスト入り。
この情報が残る期間は信用情報機関の種類によって変わってきますが、信用情報機関によっては5年間もの間その情報が残ってしまいます。
銀行が審査の際利用する全国銀行個人信用情報センターも5年間の間その情報を保存します。
返済遅延が発生してしまうと5年は審査に落ちてしまうことを覚悟しておきましょう。
債務整理で残る期間は長い
やはりいちばん大きいのは任意整理や個人再生、そして自己破産などの債務整理を行った情報。
これら情報が消えるまでにかかる時間は長く、短くても5年はその情報が残ってしまうことを覚悟しておかないといけません。
任意整理ならまだしも、自己破産なら最長10年間。
借金が免除されるその対価とも言えます。
それだけ大きな効果を得るためにはそれだけ長い期間審査に落ちることを覚悟しておかないといけません。
信用情報が審査に与える影響
信用情報に傷がついていると、その情報を見て消費者金融が返済能力に疑問を持ちます。
ですがある意味これも当然です。返済が遅れていたら、返済の途中で債務整理の交渉を行っていたら。
新しくこの人にお金を貸し渋るのも当然と言えます。
消費者金融や銀行が知りたいのはその人が持つ信用。
返済遅延や債務整理はその信用に悪影響を及ぼすということです。
お金のやり取りにおいて一番大切なのはその人が持つ信用。信用を損ねた人がキャッシング前の審査で落ちてしまうのも当然ですよね。
ブラックリストに載ってしまったらどうするか
ブラックリストに名前が載ってしまうと、単純に審査でかなり不利になってしまいます。
再びお金を借り入れるのがかなり難しくなります。→ブラックリストに載った時の対応は
しかしそれでもまだまだどうしてもお金が必要なら、信用情報に問題があっても問題なく審査に通る中小消費者金融に申し込むか、そもそもキャッシングでお金を手に入れるという選択肢を一度考えから外すことにしましょう。
そしてそもそも債務整理を行う前に、その情報で審査結果に大きな影響が出ることを前もって覚悟しておくことも大切。
キャッシングと距離を取り直して、できればお金を借入れずとも生活できるだけの経済力を手に入れてください。
ブラックリストから名前が消えてすぐに再び消費者金融などのキャッシングに頼る生活を続けていては、いつまで経ってもあなたの生活は変わりません。