消費者金融や銀行が設定する金利と利息って何が違うの?

カードローンなどキャッシング時に一番利用者が気になるのが、金利と利息の問題。
金利が高いとか、低金利だとか言ってよく比較対象になりますが、この金利と利息の違いをしっかり理解できているでしょうか。
金利とは、利息を算出されるために設定された数字。
そしてその金利で割り出されるのが、債務者が支払うことになる利息です。お金を借りると借りた消費者金融や銀行に支払うこの利息を設けに、消費者金融など貸金業者の経営は成り立っているのです。
借入れた元金だけでなく、この金利で算出された利息をすべて支払うことで返済完結となりますから、しっかりとそれらを返済し切るだけの余裕を持っておくべきです。


  • 利息の算出方法
  • 金利の上限は法律で定められている
  • なるべく低金利のキャッシングを利用する
  • 消費者金融の無利息サービスを利用する

目次

利息の算出方法

返済の際支払うことになる利息は日割りで計算されることになります。
つまり借入れる日数が伸びれば伸びるほど、その利息の金額は高くなっていくということ。
その利息を算出する公式は、元金×金利÷365日×借入期間です。
一般的な大手消費者金融から借入れるときにかかる金利、18.0%の設定が組まれたカードローンで、10万円を一ヶ月借入れた時のケースを考えてみましょう。
10万円×18%÷365×30日で、1479円の利息が算出されるはず。
これがもし1年間に伸びたとしたらその利息の金額は当然ですが18,000円にまで膨らんでしまいます。
ちなみに遅延金利も同じ計算方法で利用され、一日でも返済が遅れるとそれによりどんどん遅延障害金の金額が高くなっていきます。

カレンダーの上にお金


金利の上限は法律で定められている

つまりこの金利の設定が高ければ高いほど消費者金融や銀行に入ってくる利益は大きいわけです。
ですがヤミ金でもない限り、そんなに無理な設定は組まれていないはず。
なぜなら利息の上限は、法律で定められているからです。
10万円未満の場合は上限が20.0%。カードローン利用者のほとんどが10万円以下の小額キャッシングですから、気をつけておくべきはこの数字です。
そして100万円未満の借入になると、その上限は18.0%に引き下がり、100万円以上の借入になると上限は15.0%になります。
この設定を守っていない業者があったとすればその業者は間違いなく違法業者です。
大手消費者金融ならばその設定はどこも際立って差が無い設定になっているでしょう。
そして銀行でもその設定に大差は見受けられないはず。


なるべく低金利のキャッシングを利用する

金利の設定は通常消費者金融より銀行の方が低く設定されています。
つまり銀行からお金を借入れた場合の方が、支払う利息の金額は少ないということ。
誰しも支払う利息が少ないほうが嬉しいはず。銀行の中でもネットバンクのカードローンやFX口座などでも有名なSBIネット銀行のカードローンなどはかなり低金利の設定が組まれています。
それだけ良い条件で借入れることができる銀行カードローンは審査が厳しく、強い属性や過去のキャッシングで返済遅延や債務整理などの問題がなかった人しか審査が通ることはありません。


消費者金融の無利息サービスを利用する

この金利や利息の問題をまったく心配しなくとも良くすることができるサービスがあります。
それが初めての利用者などの利用に限られてしまうものの、一定期間そのキャッシングに金利が課せられず、利息が発生しないサービスです。
この無利息サービスを使えば、総返済額が大きく低くすることができるはず。
短い期間のキャッシングなら言うまでもありませんが、借入期間が伸びたとしても、その無利息期間分の利息は総返済額から引かれることになります。
消費者金融とのキャッシングの負担を軽くすることができるはずです。