カードローンには大きく分けて2種類あります。
消費者金融、俗に言う貸金業者が運営するカードローンと、都市銀行や地方銀行が運営する銀行カードローンがあります。これは銀行カードローンと呼ばれ、消費者金融のカードローンとは違う、総量規制の対象外や低金利などの特徴を備えています。
他にもクレジットカード業務などをメインに行う信販会社のカードローンも存在しますが、こちらはまだまだ世間に浸透しているとは言いがたいのが実情。
やはりメインに考えるべきなのが、消費者金融カードローンと銀行カードローン。→銀行カードローンとは
とくにはじめてのキャッシングなら利用するのはこのどちらかだと言っても良いはずです。
- 銀行カードローンを利用している安心感
- 消費者金融と比べて低金利
- 総量規制の対象外である
- その借入には保証がつく
目次
銀行カードローンを利用している安心感
このメンタル面のメリットが大きいです。
消費者金融カードローンでキャッシングを行うと、そのキャッシング自体に引け目や世間からの白い目を感じてしまう人もいるはず。実際にそんなことがなかったとしても。
しかも消費者金融は一般企業です。ですがそれに比べて大きな資金を運用している銀行のカードローンならその借入に対して安心感があるのです。
地方銀行だったとしてもその安心感がありますし、都市銀行ならさらにその安心感が大きくなります。
まず第一のメリットがこのキャッシングに対する安心感です。
消費者金融と比べて低金利
消費者金融カードローンと比べるとかなり金利が低いのが特徴です。
上限金利が18%に近いものが多い消費者金融のカードローンと比べると、都市銀行のカードローンなら15%以下の上限金利、さらに低い銀行カードローンとなると10%以下のものも多いです。
最近多くなっているイオン銀行や楽天銀行のカードローンの金利なんかは低い設定が組まれています。
この金利こそ銀行カードローンの一番の魅力でしょう。
ですがこれだけ良い条件でキャッシング可能なのは限られています。キャッシングの前に待ち構えている審査が厳しく設定されています。
総量規制の対象外である
2010年6月8日より施行された総量規制により、お金を借入れる金額に制限がかかりました。
年収の3分の1までしかお金を借入れることができませんから、高い限度額設定が可能だと言われていても、その設定のためにはより高い年収をもらっている必要があるのです。
銀行カードローンはこの総量規制の対象になりません。
銀行カードローンは1,000万円など大きな限度額設定が可能である場合が多いですが、銀行カードローンならこの設定を組むことも夢ではないということ。
もしも自分がこれから果たそうと思っている目的のためには大きな融資が必要なら、より大口の融資に対応している銀行カードローンの利用をおすすめします。
その借入には保証がつく
銀行カードローンからの借入には保証がつき、万が一返済が追いつかなくなった時はこの保証会社が代わりに返済を行うことになります。
銀行カードローンの厳しい審査の中にはこの保証会社の審査も含まれており、保証会社の審査に通らないと銀行カードローンでお金を借入れることができません。
なんだ銀行カードローンは返済が遅れても保証会社が肩代わりしてくれるのか。じゃあ返済しなくていいじゃん。そう思ったあなた。とんでもありません。
その保証会社が建て替えた情報は事故情報として信用情報に記載されてしまいますし、後日その代わりに支払われたお金を保証会社に支払うことになります。
きちんと期限内に返済を完結する努力を怠らないのは当然のことで、もしそんな返済に関して甘い認識を持っているならそもそも借入れる前の審査で落ちてしまうことでしょう