キャッシングやカードローンを利用する際、借り入れの限度額は低めに設定されます。特に消費者金融の場合総量規制の関係で年収の3分の1以下の金額に設定される事は間違いありません。
しかし、その消費者金融でさえも年収の3分の1ギリギリの数字に限度額が設定されるという事はまずありません。
それよりも低い数字で設定されます。
お金に困っている方は設定された金額だけでは足りない、と言う方ももちろんいらっしゃいます。
そんな方は、限度額の見直しをすることができるのでしょうか。
またどうやって限度額を再設定するが、注意すべき点などをまとめてみました。
- 消費者金融にとってもリスクが高い
- 限度額を上げるタイミングについて
- 限度額を上げる前に審査はあるか
- キャッシング利用限度額が上がらない場合
- カードローンの限度額を上げる前に気をつけるポイント
目次
消費者金融にとってもリスクが高い
キャッシング初心者では、限度額の低さに最初少し驚くかもしれません。
しかし、消費者金融者もリスクを恐れて最初は借入限度額かなり低めに設定してきます。
最初は少ない金額で設定して、様子を見ているのです。
そして、しっかりした返済を行ってくれるまっとうなお客さんだったら、限度額の見直しも受け入れくれます。
お金を貸し出す業者にとってみたら、借入限度額を引き上げるという事はそれだけリスクが高いものとなります。
最初から高めの限度額を設定してしまうと、人によっては踏み倒される場合もあります。
こういったことを恐れて低い数字で限度額を設定してくるのです。
限度額を上げるタイミングについて
キャッシングにおいて借入限度額上げるタイミングは半年後以降が良い…と言われています。
貸し出し業者から初めてキャッシング行った場合、その1ヵ月後などには限度額の見直しを申請してもまず受け入れてくれません。
最低でも半年間は間を開けないといけません。
キャッシング限度額の見直しは「信用」が大切になります。この半年間で期日を守って返済をしっかりと行い、貸し出し業者に信用を得られているか。これによってキャッシング限度額の見直しを出来るか出来ないか決まります。
それまでに延滞せずに返済を行えている場合は問題なくキャッシング限度額を再設定することができます。
しかし、延滞などの問題がある場合はたとえそれが1日の延滞でも審査には相当不利となります。
キャッシングの借り入れは誰でも行いますが、計画的な返済は本当に大変です。返済に趣を置きながら借り入れを行う。これがキャッシングにおいて重要です。
限度額を上げる前に審査はあるか
キャッシングやカードローンの借入限度額を再設定して上げてもらう場合、審査はもちろんあります。
はじめに申し込みの際に審査を受けるのですが、限度額の再設定の際にも審査は存在します。
基本的に借り入れを行ってから半年程度時間が経っているので、その間に利用者の環境も変わっているはずです。
ですからキャッシングの限度額を増額する場合も、同じように再度審査を受けなければいけません。審査内容は申し込みの際と同じようなものです。
この審査の際に、借り入れしていた機関に延滞等の履歴が残っていた場合は審査で落とされる可能性が高くなります。
キャッシングと真摯に向かい合ってきた人だけが、信用を得ることができ、限度額を増額することがでるのです。
キャッシング利用限度額が上がらない場合
限度額が上がらない場合は、上記にもしましたが過去の返済で1日でも延滞履歴があった場合、キャッシング限度額を上げることはかなり難しくなります。
また、契約日から半年以上時間が経っていないと、キャッシングの借りる限度額の見直しはどの業者も難しいといえます。
1ヵ月や2ヶ月程度ですと、その利用者の信用情報はまだ見極めることができておらず、貸し出し業者にとってリスクが高くなります。
最低でも半年以上時間をおいて利用者の返済能力や信用を確認する必要があります。
また、総量規制に関わる問題もあります。
一般的なカードローンやキャッシングを行う際、消費者金融などといったノンバンク系の金融商品は総量規制の関係で利用者の年収の3分の1以下しかお金を借り入れすることができません。→総量規制とは一体なんなのか
もちろんこれはキャッシング限度額増額する際も同じこと言えます。
ですから、おまとめローンとして申し込みをしない限りは、消費者金融では年収の3分の1以上の限度額の設定は行えません。
これは十分に注意が必要です。
また、キャッシングの申込みを初めてした時から他者の借り入れ件数や借り入れ金額が増えていないということも重要です。
もともと他社からもキャッシングを行っている場合は、そちらでも返済に延滞がないか…と言うことも非常に大切。
気をつけましょう。
カードローンの限度額を上げる前に気をつけるポイント
キャッシングに置いて限度額増額する場合、大切なのは信用情報。この一言に尽きます。
基本的には、期限に間に合うように返済を行っていれば、キャッシングの借り入れでの額を再設定することは可能です。
しかし、その半年の間に年収が著しく下がっている場合や、他社から新たにお金を借り入れしていた場合。貸し出し業者はリスクを恐れて限度額の増額を受け入れてくれない場合があります。
なるべく限度額の再設定は行わない事が好ましいのですが、万が一の時のために備えて、日頃からキャッシングの返済は計画的に行うべきでしょう。