カードローンはとても利用しやすいです。
ほとんどの消費者金融が申し込んだその日のうちにお金を借入れることが可能な即日融資に対応しています。
それだけでなく自動契約機を使えば郵送を待たずしてその場でローンカードを受け取ることもできますし、ネットキャッシングもすっかりお馴染みになっています。
銀行カードローンもサービス面に力が入ったものが多くなっていますが、問題はそのお金を返済する段階です。
借入れるのがとても簡単なことに反比例するように、返済は高い金利によって発生する利息など、頭を悩ませる要因は多いです。
その返済のために他の消費者金融からお金を借りるなんて人も珍しくないのです。それが、自転車操業です。
- 借金の自転車操業とはどんな状態？
- 利息の返済が困難になる
- 早い段階でおまとめローンの利用を
- 必要なら債務整理を行って
目次
借金の自転車操業とはどんな状態？/h3>
通常自転車操業は企業に向けて使われる言葉ですが、個人債務者に対しても使われることがあります。
自転車操業は自転車の車輪が前後で同時に回っている状態を表しており、一社ではなく二社からのお金の借入を行っている状態がこの状態です。
一社からの借入、その返済がままならず利息しか返すことができない。この時別の消費者金融からの借入でその返済を行います。
これが自転車操業です。二社どころか、もっと多くの企業からの借入に頼る人も珍しくありません。
こうなってしまうとどんどん泥沼にハマるような借金生活に入ってしまいます。早めの対策を考えましょう。
利息の返済が困難になる
どうして自転車操業の生活にハマり込んでしまうのかというと、多くの利息を支払うわなければならなくなるからです。
あらかじめ金利の低いキャッシングサービスを利用していれば、支払う利息は少なくて済むのです。
借入前にしっかりと返済について考えを巡らせながら消費者金融とのやり取りを進めましょう。
借入も返済も計画性を持っておくことがキャッシングにおいて大切です。
早い段階でおまとめローンの利用を
複数のローン借入で苦しんでいるのなら、できるだけ早くその借入を一本化することをおすすめします。
そのためのお金を借りることができるキャッシングサービスこそ、おまとめローンです。
おまとめローンは多くのお金を消費者金融や銀行から借入れて、そのお金を使って多岐に渡ったキャッシングをひとまとめにするというもの。
その借入れるお金の金額が大きくなるという特徴もあり、おまとめローンでのキャッシング前の審査は少し厳しいものですが、複数のローンをまとめる安心感と金利を引き下げることができる利点は大きいものです。
消費者金融のおまとめローン専用商品でキャッシングも可能ですし、総量規制の対象外である銀行カードローンからの借入を利用することも可能です。
必要なら債務整理を行って
返済に一番効果があるのが債務整理です。
債務整理は消費者金融など貸金業者側と直接交渉を行うことで、返済額に直接影響を出すことができる取引のこと。
任意整理や個人再生でも返済の負担を軽くできるでしょうし、一番効果が大きいのが借金を免除される自己破産。
弁護士や司法書士など専門の知識と経験を持っている人へ頼ることで、この債務整理を成功させやすくなります。
消費者金融側も簡単にこの債務整理に乗るメリットはありませんから、そう簡単には応じてくれませんが、専門家の手を借りるとなれば話は別です。
ところが債務整理が成功したとしても、その記録が信用情報に残ってしまい審査で不利になるなどの代償を求められるのだということを予め把握しておきましょう。
ですがいつまでも返済のことで悩んでいるくらいなら早く債務整理を行ってしまった方が得策です。